NZワーホリ アパート探しから内見(2024年版)


 ワーキングホリデーとしてニュージーランドに来てからまずやるのが部屋探し。ワーキングホリデーや留学では、ホームステイやシェアハウスが一般的ですが、私たちは夫婦で来ており、日本で暮らしていたようなマンションタイプを探していました。そんな私たちの部屋探しの方法と内見までの流れについて紹介していきます。契約から、入居までは「NZワーホリ アパートの申込から入居(2024年版)」というページにまとめたので、併せて確認してみてください。

【項目】
【STEP①渡航前の事前準備】

 
 ニュージーランドで部屋を探そうとした場合、調べてみるといくつか物件サイトが出てきます。しかし中には、電波の関係でニュージーランドに入国しないと使えないサイトがいくつかあります。そのため、実は本格的な部屋探しは日本にいる間はできず、現地についてからになります。入国して時間もない中、効率的に部屋探しをするためにも、日本にいる間にある程度どのような部屋が良いか、家賃や間取り、立地も含めてイメージを持っておくと良いかと思います。私たちは、毎月の収支のシュミレーションも事前に立てていました。

【STEP②部屋探し(おすすめサイト)】


 ニュージーランドで、シェアハウスではなく日本で住んでいた時のような自分達だけのアパートを探す場合は、「Trade me」というサイトががおすすめです。いくつか、部屋探しのできるサイトはありますが、他のサイトに比べて物件数が多く、更新率が高いので良い物件を見つけやすいです。また、不動産仲介業者が部屋の情報を載せているため、安心できるという点もあります。Facebookなどで物件の個人オーナーと直接契約した際に、契約内容が不明瞭だったり、契約中に家賃やハウスルールをコロコロ変えられてトラブルになったという話もよく聞きます。

【STEP②部屋探し(日本との物件の違い)】

 部屋を検索する際に、日本とニュージーランドでいくつか違う点があります。ニュージーランドのサイトでは家賃は基本的に1週間分の金額が掲載されています。支払いも毎週もしくは2週間に1回です。また、日本ではよく見る築年数は記載されていません。そのため、気になっている物件がいつ建てられたものなのかは、サイトを見るだけでは知る事ができないのです。

 また、間取りの呼び方も違っていて、日本だと1K、1LDKなどと呼ばれていますが、ニュージーランドでは、スタジオ、1ベッドルームなどという呼ばれ方です。スタジオというのは、一つの部屋にキッチンやベッドが置かれている部屋のことで、日本でいう1Rの間取りにあたります。1ベッドルームとは、リビングルームに加えて、ベッドルームが1つある部屋のことで、日本でいう1LDKの間取りにあたります。

 洗面台とトイレとバスルームは基本的には一緒になっています。イメージとしてはビジネスホテルのバスルームみたいな感じです。賃貸ではバスタブはほとんどなく、シャワールームのみです。

 また、ニュージーランドの物件は、家具家電付きの物件も一般的で、「furnished」と書かれている物件はそれに当たります。写真で家具家電がついていても、furnishedでない限り家具などはついていないので注意しましょう。

 光熱費は含まれている場合とそうでない場合があります。水道代は含まれていることが多く、私たちは電気とWifiは自分達で別途契約する必要がありました。ニュージーランドでは、ガスではなくIHコンロが一般的なので、ガス代は発生しません。

 また、契約期間についても日本と異なる点があります。日本では基本2年契約のところがほとんどかと思いますが、ニュージーランドではそこまで長いことはありません。物件によりますが、ほとんどがミニマム6ヶ月の契約です。契約期間終了前に、双方で合意が取れたら、契約期間を延長することができます。ワーキングホリデーなど期間が限られた中での契約の場合、このようにミニマムの契約期間が短いのは良いことですよね。

【STEP③内見】

 気になる物件があったら、早速内見の申込をしましょう。物件情報ページの下部にある不動産会社の担当者へ直接メールを送る場合もあれば、ページ下部にあるリンクから日程調整のサイトに飛んで、そのサイト内で日程を調整する場合もあります。私たちの場合は内見の申込をしてから、3営業日以内に返事が来ることがほとんどでした。それ以上待っても来ない場合は、別の物件に申し込んだ方が早く決まるかと思います。忘れた頃に、「その物件はもう埋まっちゃってます」と連絡が来たこともありました。

 内見日の調整ができたら、予定の時間に物件へ向かえば担当の方が来て案内してくれます。何件か内見をしてきましたが、大体時間通りに来ないので、気長に待ちましょう。予定時間を5分くらい過ぎてから、「ちょっと遅れる!」と担当者から連絡が入ることもよくあります。

 また、日本とちょっと違うなと思うのが、内見に行くのは私たちだけではないということ。同じように部屋を探して内見を申込んだ他のカップルや夫婦が集まり、みんなで一緒に内見します。大体2~4組ほどが一緒に内見している印象です。

 内見する部屋についても、まだ前の住人が住んでいる状況で内見することがほとんど。服やものがまだ沢山ある状態の部屋に入るので、あまりじっくりと観察できない(特に引き出しやクローゼットなど)のが難点です。そんなこともあり、内見は5分~10分程度でサクッと終わります。

【まとめ】

 いかがでしょうか。アパート探しは、渡航後なるべく早く済ませた方がホテル代などが余計にかからなくて済みます。事前にリサーチして、着いたらすいぐ動けるようにしておくと色々と楽かと思います。また、内見後の契約から入居までは、「NZワーホリ アパートの申込から入居(2024年版)」のページにまとめたので、併せて確認してみてください。