Meet upのLanguage Exchange体験談&注意点

 Meet upというアプリをご存知でしょうか。それぞれが、やりたい共通の目的を持った人達が集まる場を提供するアプリで、オーガナイザーがグループを作り、アプリから参加表明をすれば基本的に誰でも参加することができます。例えば、バドミントンが趣味の場合、Meet upでバドミントンと検索すると、近くの体育館を定期的に借りているグループがあるのでそこに自分も参加することができます。

 このグループは世界中にあり、留学先などで友達作りのために、趣味が同じグループに参加する方も多くいるかと思います。今回は、そのMeet upに参加した時の体験談とそれを通して、気をつけなければならないと感じたことについて紹介していきます。

【項目】
【Language Exchangeって?】

 Language exchangeとは、言葉の通り言語交換のことで、今回は日本語と英語の言語交換に参加しました。英語を学びたい日本人と日本語を学びたい現地の人々が集まって、英語や日本語を使ってコミュニケーションを取ります。

 カフェなどで開催されることが多く、Meet upのアプリで「Language Exchange Japanese」と検索すると何件か出てきます。参加費はグループによってバラバラなので、募集要項をチェックしましょう。

【体験談】

 ここからは、私が実際に行った際の体験談について書いていきます。私が参加したグループもカフェが集合場所でした。着いたら、オーガナイザーの方から説明を受けて、コーヒーを買って案内されたテーブルに座りました。日本人の方や現地の方が混ざった5人〜6人のグループで1つのテーブルに座っていました。

 ここから早速、交流スタートだったのですが、問題が発生。言語交流なので、日本語と英語をどちらもある程度わかる人達が集まっていると思っていたのですが、実際には英語しか話せない方も多く、日本語で話す機会はほとんどありませんでした。

 現地の英語のスピードについていけず、黙って話しているのを聞くだけで精一杯で、いざとなれば日本語で伝えればいいやと思ってしまっていた自分の甘さを反省しました。私と同じ席だった日本人の方も、同じように会話に入っていけず、結局6人ほどのグループがさらに2つに分かれて会話をしてしまうという事態が発生。

【変な人に絡まれた】

 Meet upがスタートしてからしばらくして、席替えをした際に40−50代くらいの男性と同じグループになりました。最初は、日本が好きで勉強したい!と漢字や日本の文化について色々と質問され、私もそれに答えていたのですが、途中からこのMeet upが終わってからも、日本語についてわからないことがあったら連絡するから電話番号を教えて欲しいと言われたのです。

 流石に、初対面の人に電話番号を教えるのは危険だと思い、断っていたのですが、この人がなかなかしつこい。勉強したいだけだから、日本語を色々教えてくれるんでしょ?と言って引き下がってくれませんでした。

 最終的には、同じテーブルにいた女性が助けてくれて、教えることはなかったのですが、一緒に参加していた私の友人も同じようにしつこく連絡先を聞かれ、教えてしまっていました。結局、その後何度も電話をしてきたり、食事に誘われたり、最終的には家に来て欲しいと言われ、大変だったみたいです。

【注意点】

 上記のことを踏まえて、Language Exchangeに参加する場合の注意点を2つ挙げたいと思います。1つは、Language Exchangeだからと言って、相手も日本語を勉強していて話せるわけではないという事です。Language Exchangeは英語も日本語も使えるので、英語初心者向けなのでは?と思っていたのですが、想像以上に厳しかったです。(その日がたまたまそうだった可能性もありますが。)

 2つ目は、どこにでも危険な人はいるので、自衛はするに越したことはないという事です。日本でも見ず知らずの人と交流する場合は、ある程度距離感をもって接するかと思いますが、それと同じです。Meet upに参加しているからには、そのグループで友人など繋がりを作りたくて参加する人がほとんどだと思います。ただ、それを逆手にとって日本人の女の子を狙ったナンパのようなものがあるのも事実です。

【まとめ】

 Meet up自体は、海外で知り合いを増やしたり、自分の趣味を現地の人と一緒に楽しむのにぴったりのアプリなので、是非一度やってみて欲しいです。危険面は注意しつつ、頼んしんでもらえると幸いです。今回の内容はあくまで私の体験談なので、参考程度に思ってもらえると嬉しいです。